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不良になった ProCo Rat2 のスイッチを交換したい

 

10 代のころから使い続けている ProCo Rat2。ついにスイッチが壊れてしまったので、新しいものに交換してこれからも使い続けよう、の記録です。

症状

スイッチを押してもカチッとならず、エフェクトの ON / OFF が切り替わらない。

分解

つまみやナット類を外し、基板を取り外します。時期によって様々なバリエーションがある ProCo Rat2。わたしの個体はこのような PCB・部品配置となっていました、の記録。部品が取り付けられていないパターンがあったり(R16)、パターン面に「CAPTAIN IS SMILING」の文字があったり、眺めて楽しむことができます 😀

pcb-front pcb-back

オリジナルのスイッチは Carling の X ウイングのものが使われていました。基板にナット止めという、独特な固定方法でした。配線を記録し、取り外します。

broken-switch

交換するスイッチ

今回は部品箱にストックのあった、Alpha の DPDT(双極双投)・オルタネイトなスイッチに交換します。左が取り外したオリジナルのスイッチ、右が交換するスイッチです。

switches

X ウイングなスイッチとのピン配置の比較です。このような配置で 2 回路(ピンクと緑)入っているので、対応するように配線します。

pins

配線してケースに戻す

趣味の錫メッキ線カクカク配線を行い、完成です。

solder

ケースにやさしく戻し、これからの活躍に期待します 🙂

done